ネット通販を流通業の逆風と言っちゃいけない

今日の日経新聞の社説に「流通業は3つの逆風にどう立ち向かうか」という記事がありました。3つの逆風というのは何だろうと思って読んだところ

ただし流通業界は3つの逆風と向き合わなければならない。ネット通販の広がりが1つ目。これに人手不足が人件費や物流費の高騰要因として加わる。さらに将来不安から消費者の節約志向も続く。

とのこと。2つ目と3つ目は同意するが、1つ目はおかしいです。今の時代、流通・小売りはネットをどう使いこなすのかがカギだと思います。流通業の対局にネット通販を置いてはいけないと思います。

なんでもまずはネットで調べるようになった今、ネット上にお店や商品の情報が存在しないと、その店自体が存在しないことになってしまいます。最初にやるべきことは、自分のお店や商品の情報を、探しやすく、わかりやすく、魅力的でいつも新鮮な形で掲載し続けるにはどうしたらいいかを考えなければならないと思います。

ネット上で注文できるかどうかは2の次にしてもいいと思います。商材にもよりますが、ネット通販が伸びているといっても全体の1割程度にすぎません。アメリカでは流通業はネット通販(amazon)に押されて厳しい状況になっていますが、国土が狭くお店がコンパクトに集まっている日本ではそう簡単に店頭での買い物がネットに置き換わるということは考えにくいと思います。ネットは店頭での販売を助けると考えるべきでしょう。

ネットか店頭かという区別は過去の話だと思います。