ad:tech tokyo2016

打ち合わせと打ち合わせの合間を縫って、特急でad:tech2016を見てきました。この展示会も毎年少しずつ変わってきていますが、ここ数年「広告」色が強くなっていたように思います。 今年はアプリのプロモーションやSNSやAIなど少しテクノロジー色をとり戻したように感じました。

01787b85b6a7273c062eca38a32117454c32a198de最新テクノロジーバリバリというのがあるとワクワクするんですけど。

014165ac1725ac55b574727f909bd2ea17a42fdde301d5708f50970e36f1eff05bf14502db13eb697ac3オノ君!もっと笑って!

そして次回は大きなブースにしたい。

「企業研究」って何だろう?

就活して013fe5806927f9fc4c89b38bc927e5fe4c179a7485いる学生さんにとって耳タコかもですが、「自己分析」「業界研究」「企業研究」が3点セットの言葉のようです。「企業研究」この言葉は就活に縁のない人にとってはなんだか不思議な言葉です。エントリーシートや面接の対策のためのようですが・・・。面接官の「当社のホームページを見ましたか?」という質問に「いいえ」と答える学生さんも結構いらっしゃいます(「いいえ」という答えをきくと面接官は内心がっかりしています)。

就活からちょっと離れますが、

自分がこれから初めて行く場所について、どこにあるのか?どうやって行けばいいのか?お金はいくらぐらいかかるのか?何か持ち物が必要なのか?調べますよね?居酒屋やレストランだったら場所や予算は当然調べると思いますし、メニューを調べたり、レビューを読んだり、クーポンをさがしたり可能な限り情報を集めると思います。

会社の仕事では、初めて会う人と話をするシチュエーションがとても多いです。ですからそのための準備として、最低限「相手の会社はどんな会社なのか?」を事前に調べます。会社はどこにあって、どんなことやっていて、最近何か話題になっていないかなど、ネットを駆使して情報をかき集めるというのはビジネスマンの基本のスキルです。営業マンは、ありとあらゆる手段で「これから会う人はどんな人か」を調べます。会社のホームページや関連のサイトに加え、FacebookやWantedlyやLinkedIn、そして口コミも。ありとあらゆる情報を調べて商談に臨みます。何のためかって?それは商談をうまくすすめたいからです。どういう風に話をすすめたらうまく進むか準備をするためです。

就活に話を戻しますが、就活でも実は同じです。自分自身がこれから生活する場にもなる会社です。その会社の内容を知りたいと思いしっかり調べるというのは生きてゆくうえで当たり前の行動です。ですから「企業研究」は単にエントリーシートを書いたり面接をのりきるためのものではありません。自分にとってとても大切なことをちゃんと調べて準備して行動できりのか、ビジネス上の最低のスキルは持っているかという観点が大切です。

今の就活スタイルでは山のようにエントリーする結果、一社一社丁寧に臨むことができなくなってしまっている学生さんもいるかもしれません。ですが、その会社のことを調べないで面接に行ってもで合格する可能性は低いと思います。今はネットで簡単にいろんな情報が得られる時代です。社会経験のない学生さんが、会社のホームページ見たけれどよくわからなかった、イメージできなかったというのは仕方がないと思います。わからないことは面接で素直に聞くといいと思います。知ろうと努力することが重要です。

学生のみなさんの就活が良い結果となりますように。

労働時間について

月平均残業時間60時間ということを平気でいう会社があります。平均しても60時間ということは、相当残業時間が多いということです。少なくとも毎日9時~10時まで会社にいるという生活です。「普通じゃん?」という方もいるとは思いますが、だからダメなんだと思います。

そもそも仕事には山谷があって、徹夜もいとわず一気に取り組む日々が続くこともあれば、キリがついて比較的早く帰れる日が続くこともあります。平均すればほどほどの労働時間になります。残業が定常的に多いということは、「体制に無理がある」「上司の指示が悪い」「個人の仕事の仕方が悪い」のどれかであって、いずれも会社としては問題があります。定常的に長時間働くということはダラダラと仕事をするということに他ならない、生産効率が低いということです。そしてダラダラ仕事のクセがつくと修正はなかなかできません。

体力のある若いときにはシャカリキに働く経験を持った方がいろんな意味でその後人生の役に立ちます。ですが、ものには限度があります。仕事が早くキリが付いた日は早く退社して、家族と食事をしてほしい、友人と会ってほしい、ジムに行って一汗流すのもよし、勉強するのもよし、美容院に行く のもよし、家でゆっくり休むのもよし、有意義に時間を使ってほしいと思います。ゴムに常にストレスを与え続けているとすぐに切れてしまいます。長期的に高いパフォーマンスを上げ続けるためには、メリハリが必要です。

ホワイトカラーエグゼンプションの是非が問われていますが、短時間で高いパフォーマンスをあげている子育て中の女性にとっては望ましい制度でもあります。ただ、長い時間会社にいる人がエライ、休まない人がエライという風潮が多く残っている日本で導入することは慎重にならざるを得ないと思います。

クリエイティブということ

コマースリンク社にはいろんな形で情報共有の場があります。その中の一つに毎月「全社連絡会」というものを行っています。毎月、月初の月曜日に文字通り全社員がセミナールームに集まって、各部から前月の実績を報告し当月の活動方針を話すというものです。

今月は私は、先日聴いたIDEOのTom Kellyさんの講演について話しました。

冒頭、「自分のことをどちらかといえば創造的であると思っている人は手を挙げてください」・・・なんと想定の範囲ではありましたが、手を挙げたのは一人・・・。多分Tom Kellyさんが言いたかったのはこのことなんだと思います。クリエイティブであるということは企業できわめて重要であると思いながら、自らがクリエイティブとはいいづらい、日本人に欠けているものはクリエイティビティではなく、自分はクリエイティブと自信をもって言えることなんだと。もっと自信をもつこと、行動することを恐れるな、早くフィードバックをもらえ、全てすごく当たり前のことです。当社の社員の皆さんが日々の仕事の中でやっていることだと思います。だから、胸を張って「自分はクリエイティブだと思う」に手を挙げてほしいと思います。

ちなみにクリエイティブだと手を挙げたのは、自他ともに認めるクリエイターの春木会長でした。私自身も、下手くそでも、ものを創造するのは大好きなので、きっと躊躇することなく手を挙げると思います。

「コミュニケーション力」について

私は、当社の学生さん向けの会社説明会で、「企業の求める一番重要な力はコミュニケーション力ですよ」とお話ししてきました。学生の皆さんは、「そうだよね、ウンウン」って感じなので、もうこれは企業でも学生でも共通認識で当たり前のことなんだよね、と思ってました。ですが、先日ふと就活を取り上げたテレビ番組を見ていて、もしかしてそれにはちょっとした違いがあるのかもと感じています。

会社が求める「コミュニケーション力」は実は結構ハードルが高いのです。仕事の本質を見極め論理的に平易な言葉で表現する、一言でいってしまえばそういうことなのですが、3つの要素が入ってます。まず「仕事の本質を見極める」、次に「論理的に説明する」、そして「相手が理解できるよう平易な言葉で表現する」、これらを完璧に操れるのはそう簡単ではないです。そのためには、常に真剣に自分の仕事は何なのかを考えていること、そして「読む」「書く」「話す」など文字にたくさん触れることが大切です。文章を書くだけでなく何度でも練り直す、推敲というのがあってようやく伝わるようになります。そんなにこねくり回したら言葉は死んでしまうでしょうか?案外そうでもないです。「活きた言葉」なのかどうかはそこに熱い思いがのっているかどうか次第だと思います。「伝える力」というのはそう簡単に身に付くものではありませんが、鍛練で身に付くものです。

学生の皆さんのいう「コミュニケーション力」と一致しているでしょうか?
思いを伝えること、簡単ではありません。ある日突然ステキな言葉が落ちてくるわけではなく、いつもいつも考えていると巡り合える、そんなものだと思っています。